教育学関連15学会 共同公開シンポジウム(第3回)

教育基本法改正問題を考える

〈第3回シンポジウムの趣旨〉
 去る3月20日、中央教育審議会は教育基本法の大幅な改正を提案した最終答申を遠山文科相に提出しました。これを受けて政府・与党は、5月の連休明けから教育基本法改正法案の国会上程に向けて具体的な準備作業にとりかかると言われています。教育基本法改正問題は、いよいよ重大な局面に入りつつあります。
教育学の専門研究者の立場から一連の事態を重視してきた私たち教育学関連15学会は、戦後はじめての試みとして、昨年12月7日に明治大学で、「教育基本法改正問題を考える―中教審「中間報告」の検討―」をテーマとした共同公開シンポジウムを開きました。藤田英典「教育基本法改正はいま必要か」、竹内常一「教育の病理と教育基本法」、堀尾輝久「「たくましい日本人」の育成と「新しい公共性」」、井深雄二「教育振興基本計画と教育改革の手法」の4本の報告を受け、質疑討論が行われました。
この問題に対する関心と危機感を反映して、シンポジウムは大盛況のなかで緊張感あふれる充実したものとなりました。
ついで3月22日には、「教育基本法の今日的意義」を柱とした第2回シンポジウムを、同じく明治大学を会場にして開催しました。熊谷一乗「今日の教育改革と教育基本法」、島田修一「共生の社会づくりと教育基本法」、成嶋 隆「改憲問題と教育基本法」の3本の報告のもとに、教育基本法改正をめぐる論点と問題点がさらに深められました。
今回の第3回シンポジウムは、この2回の成果をふまえて行われるものです。そこでは中教審最終答申の検討をテーマとし、そのいくつかのキーワードに焦点をあてつつ、答申が提案している教育基本法「改正」の特質と問題点をより鮮明にすることが企図されています。第1回、第2回のシンポジウムに引き続き、この問題に関心を寄せておられる一人でも多くの方々が参加されることを心から期待し、お誘い申しあげる次第です。
(なお、会場では、過去2回のシンポジウムに向けて私たちが共同で編集・作成した「教育基本法改正問題関連資料集」(1集・2集)および第1回シンポジウム「報告集」を実費頒布いたします。)

 
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教育学関連15学会共同公開シンポジウム(第3回)

教育基本法改正問題を考える
―― 中教審答申の検討 ――

日 時  2003年4月19日(土)13時30分~17時30分
場 所  明治大学 リバティーホール(1階 1013教室) 
[JR御茶ノ水駅、地下鉄新御茶ノ水・小川町・神保町駅下車]


~~プ ロ グ ラ ム~~

報  告

①中教審・教育基本法「改正」案の批判的検討
  佐藤 学(日本教育学会 東京大学)

②教育基本法「改正」問題と子どもの現実――非行・少年事件からの問いかけ――
  折出 健二(日本教育方法学会 愛知教育大学)

③「伝統」と「国を愛する心」とをめぐって
  藤田 昌士(日本生活指導学会)

④教育振興基本計画と改革手法   
  中田 康彦(日本教育行政学会 一橋大学)

*特別発言:「改正」問題に関する法曹界のとりくみ
  村山 裕(日弁連子どもの権利委員会副委員長)


質 疑・討 論

司  会    三上 昭彦(日本教育学会 明治大学

        嶺井 明子(日本比較教育学会 筑波大学)

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参加費 資料代として500円 

主 催 教育学関連15学会

日本教育学会/教育史学会/大学教育学会/日本教育行政学会/日本教育経営学会日本教育社会学会/日本教育政策学会/日本教育制度学会/日本教育法学会/
日本教育方法学会/日本教師教育学会/日本社会教育学会/日本生活指導学会/日本道徳教育学会/日本比較教育学会

 

連絡先 日本教育学会事務局
住 所 東京都文京区本郷2-29-3 U.K'Sビル3F
電 話 03-3818-2505 FAX 03-3816-6898
e-mail jsse@oak.ocn.ne.jp


 

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