特設ラウンドテーブル:災害と教育社会学のご案内

次回大会「特設ラウンドテーブル:災害と教育社会学」設置のお知らせ

 

【趣旨】
 東日本大震災を受けて学校教育の現場には、学校が長期にわたって地域住民の避難所となったり、新学期を迎えても授業の再開がままならなかったり、子どもが地元を離れて避難した先の学校に一時的に転校したりと、様々な影響が及んでいます。災害の影響を受けた地域の学校教育は、学校の施設・設備を含めた学習環境の整備、教師の職務のサポート、子どもの心のケアという三つの課題に早急に取り組んでいます。このような状況をふまえ、研究委員会では教育社会学が災害時、また災害からの復旧・復興にどのように貢献できるのか、学会として議論の場を設定し、学会員がそれぞれにできることを見つけていくきっかけを提供したいという意見が出ました。
 そこで、東日本大震災や阪神淡路大震災等の経験をふまえて、災害からの復興にあたりどのような問題が教育や学校に生じるのかを整理し、また教育の範疇に限らず他の領域からの提案・知見をふまえて、今後教育社会学で災害に関してどのような研究にとりくむ必要があるのかを議論していくようなラウンドテーブルを企画しました。第一報告では、宮城県気仙沼市教育委員会の方から、気仙沼市の学校の状況や学校再開への道のりを中心にお話いただきます。第二報告では、兵庫県教育委員会の方から、様々な地域で災害が発生した際に、阪神淡路大震災の経験を踏まえて、被災した学校の復興支援活動にあたる震災・学校支援チーム(EARTH)が行ってきた活動の概要や経験についてお話いただきます。第三報告では、学校施設や都市の防災面などを研究してきた建築・都市工学分野の研究者から、地域から見た学校の視点で防災についてお話いただきます。三つの報告をふまえて、災害からの復旧・復興過程、さらに災害が起きた時を考慮した学校教育づくりとその際の課題の検討に、教育社会学がどのように貢献できるかについて議論を深めたいと思います。

 

【主催】日本教育社会学会(研究委員会)
【日時】平成23年9月23日(金)18:00~20:00
【会場】お茶の水女子大学

 

【報告者】
1.及川幸彦(気仙沼市教育委員会 学校教育課 副参事兼指導主事)
「震災後の気仙沼市の学校の状況と再開への道のり~学校と地域の絆の再生」

 

2.中安史明(兵庫県教育委員会 事務局 教育企画課長)
「震災・学校支援チーム(EARTH)の活動の概要と経験」

 

3.若林直子(株式会社 生活環境工房あくと 代表取締役・博士(工学)・専門社会調査士)
「地域からみた学校の防災のあり方」(仮)

 

【コメンテーター】山田哲也(一橋大学大学院社会科学研究科准教授)

 

【司会】志水宏吉(大阪大学大学院人間科学研究科教授)


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