第86回 東海教育社会学研究会のご案内(2016年7月9日開催)

今回の研究会では,名古屋大学の丸山和昭先生に話題を提供していただきます。
会員以外の方の参加も歓迎いたします。参加は無料です。
ご不明な点がございましたら,研究会事務局までお問い合わせください。

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<第86回 東海教育社会学研究会>


報告者:丸山和昭 先生(名古屋大学)

報告題目:国家資格ができるまで―公認心理師法の形成・決定過程を事例として

報告要旨:
 どのようにして,国家資格は作られるのか。国民の利益のために,関係する専門職等の意見を勘案しながら,政策担当者を中心に法案が形成され,国会にて決定される,というのが常識的な解であろう。しかし,実際の国家資格の形成・決定は,利害関係者によるロビー活動や,利害関係者内部での対立・調整を伴って進むことが,多くの職業史の記録から明らかにされている。他方,近年の専門職の社会学の分野では,このような国家資格形成・決定過程の複雑さを含め,専門職の発展を説明する理論枠組みの構築が進みつつある。
 本報告では,2015年9月に成立した公認心理師法を事例として,専門職の社会学の枠組みから,現代の日本における国家資格の形成・決定過程について考察する。当日は,事例検討を踏まえ,専門職の発展に対して国家資格が与える影響,国家資格形成・決定過程の複雑さを理解する意義,将来的な資格制度の構築を目指す専門職種への示唆,について議論していきたい。


日時:2016年7月9日(土) 15:00~17:30

会場:名古屋大学教育学部 F演習室
 ○交通アクセス:地下鉄名城線「名古屋大学駅」下車,1番出口より徒歩4分
 ○キャンパスマップ:
  http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html
  会場はこのマップのなかの「B4(5)」の建物です。


 [東海教育社会学研究会事務局]
 〒464-8601
 名古屋市千種区不老町
 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 教育社会学研究室
   E-mail: soe.tokai(at)gmail.com
  (事務局担当:内田 良)


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