今期の社会学教育委員会では、前期同委員会(直井優委員長)からの引き継ぎを受けて標記の報告書を作成しました(A4判、20ページ)。「質的な分析の方法に関する科目」とは、社会調査士資格認定機構が社会調査士資格取得のために設けた科目の一つ、いわゆる「F科目」のことです。この科目の授業はこれまで大学ではあまり行われてこなかった状況に鑑みて、前期委員会は授業内容の検討の必要性を認識されました。これを受けて現委員会では、まず社会調査士資格認定機構のご協力を得て、25大学のべ56科目の「F科目説明書」を閲覧させていただき、これを基礎データとしました。そして、一枚の説明書に記載されている15回分の授業タイトル、合計840タイトル(15回×56枚)をKJ法を用いて15分類、すなわち一科目の授業構成を仮に試みた結果が、本報告書の骨子です。KJ法を用いたために、ある意味で総合的、理想的な構成の印象を読者は受けるかもしれません。また、用語も、たとえば「フィールドワーク」など、必ずしも社会学界で統一見解が得られていないものもあると思いますが、いずれにせよ、今回はデータから得られたものをそのまま報告書に反映させることにいたしました。したがって、本報告書は、授業内容の標準化を企図したわけではなく、今後の議論のためのたたき台にすぎません。このことをご理解の上、報告書に関する建設的なご意見をいただければ幸甚です。
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『「質的な分析の方法に関する科目」の授業内容に関する調査報告書』(PDF)
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