「アクターネットワーク理論と社会学研究会」開催のお知らせ

投稿日:2017年02月20日 カテゴリー:イベント情報  投稿者:学会事務局

アクターネットワーク理論と社会学研究会

日時:2017年3月12日(日)13:00~17:00
場所:東京大学本郷キャンパス 法文1号館115教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

1)13:00~ 研究発表:
「社会理論における「脱人間中心的アプローチ(Non-AnthropocentricApproach)」の可能性:アクター・ネットワーク理論とその周辺を中心に」
・話題提供者:栗原 亘 氏(早稲田大学文学研究科)
概要:本報告は、社会理論における「脱人間中心的アプローチ」の可能性について検討するものである。ここでいう「脱人間中心的アプローチ」とは、(広義の)人間社会について考察するにあたり、人間だけでなく、非人間(nonhuman)、すなわち、動植物や人工物のような人間以外の存在体が持つ能動的な役割にも着目しようとする諸議論を指す。こうした「脱人間中心的アプローチ」に属するとされる立場は今日いくつも存在するが、本報告では特に、その先駆ともいえるアクター・ネットワーク理論(ANT)とその周辺の議論をとりあげ、検討する。

2)15:00(予定)~ 合評会:
Latour, B., Reassembling the Social : An Introduction to Actor-Network-Theory (2007, Oxford University Press)
・話題提供者:牛膓 政孝 氏(慶応義塾大学大学院)、金 信行 氏(東京大学大学院)

この研究会について:フランスの社会学者ブルーノ・ラトゥールと彼(ら)の提唱するアクターネットワーク理論について検討しています。モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観、それらの背後にある「人間/自然」「主体/客体」といった二分法を根底から覆そうとするラトゥールらの議論は、フランス国内にとどまらず、また狭義の科学・技術論にとどまらず、多くの社会学者や人類学者に影響を与えてきました。この研究会では、ラトゥールやアクターネットワーク理論にかかわる文献を検討し、その社会学的な展開の可能性を考えます。学説史・理論的なアプローチ、近代化論・社会変動論の視座からの検討、産業社会学・医療社会学・環境社会学・イノベーション論での展開など、多様な観点から検討していきたいと思っています。

なお、この研究会は、日本社会学会大会において同テーマの「研究活動委員会企画テーマセッション」を開くことを念頭に開催しています。学会報告を念頭においた参加はもちろん大歓迎ですし、報告する予定はなくても、社会学理論の新しい展開に関心のある方は、ぜひご参加ください。

担当研究活動委員:佐藤典子(千葉経済大学)、立石裕二(関西学院大学)

連絡先:y_ttis@yahoo.co.jp (立石)
※準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。