ISAに関するお知らせ


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ISA(国際社会学会)と世界社会学会議に関する基礎知識

ISAとは?

International Sociological Association(国際社会学会、以下ISAと表記)について、簡単に紹介いたします(http://www.isa-sociology.org/)。ISAは社会学のグローバルな学会組織として最大規模のものです。1949年にユネスコの援助のもとで設立され,日本社会学会は創立時からのメンバーです。日本社会学会のような、基本的には国別の National Association(153団体) と個人会員(会員数約3300人、会員の所属国は91ヶ国)からなっています。日本社会学会(会員数約3600人)は,アメリカ社会学会(会員数約1万4000人)に次ぐ世界第2の規模ですから、National Association として拠出しているISAへの財政的貢献度も第2位です。ISAの沿革については,ISAの上記ウエブページのほか「現代社会学の国際的展開」(森岡清美・矢澤修次郎)『新社会学辞典』(有斐閣、1993年)を参照ください。ISAの日本人会員は約140名程度です。
現在、佐藤嘉倫会員(東北大学)が日本社会学会推薦のISA理事会(executive committee)の理事です。フランスのヴィヴィオルカ(Wieviorka)が会長を務めています(任期は2006年から2010年までです)。
事務局はスペインのマドリッドにあります。

入会するには?

入会手続きやメンバーシップの更新は、現在は、以下のウエブサイトをつうじて,簡単に行うことができます。会費の支払いも,クレジット・カード引き落としで行えます。ISAの会費は4年間で255USドルです(日本など先進国の場合),(http://www.ucm.es/info/isa/memb_i/index.htm)。会員には、International Sociologyもしくは Current Sociology の配布を受けるなどの特典があります。

世界社会学会議とは何か?

世界社会学会議(World Congress of Sociology、WCS)とはISAが主催する研究報告大会であり、社会学界の最大の学術イベントです。4年に1回、サッカーのワールドカップと同じ年に、その決勝戦から約2週間後の7月下旬に開催されます。
最近では2006年に、南アフリカ共和国のダーバンで開かれ、約4000人が参加しました。2010年の次回大会は、7月11日から17日まで、スウェーデンのヨーテボリで開かれます。約5000人の参加者が予想され、のべセッション数は約800、総報告数は約2800と推定されます。
初日(日)夕方に開会式、月曜日から土曜日まで6日間セッションが続きます。これまでは、基本的に午前中は全体のシンポジウム(3時間)、午後は各RCや、National Association主催のセッション(2時間づつ)というパタンでした。
なお2008年には、ISAの新しい試みとして、ISA Forum of Sociology がスペインのマドリッドで開催されます(詳しくは、「ISA World Forum of Sociologyの報告申込に関するお知らせ 」をご覧ください)。

世界社会学会議で報告するには?

報告の募集や採否の決定などは、各RCごとに行われます。世界社会学会議での報告申込は、通常は、RCのサイトとNews Letter によって開催前年の9-10月頃に募集します(報告のタイトルと約200語から250語程度の要約、を希望するセッションのオーガナイザー宛にメイルで送ります)。
会議の公式言語は、英語・フランス語・スペイン語で、このいずれの言語で報告してもよいことになっています(ただし通訳は大会初日の開会式、2日目のオープニングセッションと最終日の閉会のセッション以外はつきません)。フランス語、スペイン語での報告はきわめて少ないようです。

これまでの開催地は?

最近20年の開催地は,
 1986年 第11回 インド ニューデリー
 1990年 第12回 スペイン マドリッド
 1994年 第13回 ドイツ ビールフェルト
 1998年 第14回 カナダ モントリオール
 2002年 第15回 オーストラリア ブリスベン
 2006年 第16回 南アフリカ共和国 ダーバン
 2010年 第17回 スウェーデン イエテポリ(予定)
となっています。このように開催地はヨーロッパが多く、アジアでの開催は、これまで1986年のインドのみです。
2014年に横浜市で世界社会学会議が開催されることが決定いたしました。(詳しくは「学会ニュース No. 193」を参照してください)

参考・IISとは?

ISAのほかに、社会学全般にわたる全世界規模での学会組織として、International Institute of Sociology, IIS(国際社会学機構)があります(http://www.tau.ac.il/~iisoc/)。IISは、1893年に創設され、原則として2年ごとに国際会議を開いています。1991年には神戸で、2004年には北京で、世界会議が開かれました。次回世界会議は、2008年6月26日から30日に、“Sociology Looks at the Twenty-first Century: ‘From Local Universalism to Global Contextualism’“をテーマに、ハンガリーのブタペストで開催されます(http://www.iisoc.org/iis2008)。
問い合わせ先 ISAや世界社会学会議での報告に関して疑問の点などは、世界社会学会議招致部会専門委員会宛(k-hase@sal.tohoku.ac.jp)メイルで遠慮なくおたずねください。


文責・世界社会学会議招致部会専門委員会