第57回 日本比較教育学会 The 57th annual conference of the Japan comparative education society (JACE).

大会日程

2021年6月25日(金)~27日(日)


シンポジウム・課題研究

シンポジウムでは「新時代の子どもの学びの在り方を国際的に考える―求められる資質能力と学習のアプローチをめぐって―」をテーマとして、「VUCA」(不安定、不確実、複雑、曖昧)という言葉に象徴される世界の中で、子どもたちの学びの在り方はどのように構想されうるのかを議論します。OECDのEducation 2030プロジェクトでは「エージェンシー」がキーワードとして打ち出され、日本では2021年1月の中教審答申に掲げられた「公正に個別最適化された学び」が今後の政策において問われることになると考えます。こうした社会背景及び政策動向を踏まえ、本シンポジウムでは、新時代の子どもの学びを諸外国との比較から検討し、翻って日本の子どもの学びの未来を考えてみたいと思います。

また、課題研究Ⅰでは「幼保小接続の国際比較」というテーマを設定し、課題研究Ⅱでは研究委員会によって「学校に行けない子どもたち(OOSCY)とは―アセアン諸国における就学阻害要因と教育協力ネットワークの展開―」が企画されています。