【第30回大会】シンポジウム「観光政策と地方財政」

 日本地方財政学会第30回大会のシンポジウムは、対面で開催すると同時に、YouTube Liveによるオンライン配信(Zoom 経由でYouTube Live にブロードキャスト)いたします。

 オンライン配信のシンポジウムは、会員に限らずどなたでも無料でご視聴可能です。パネル・ディスカッションの際には、チャットによるコメント等も受け付けます。ただし、当日の進行上、お寄せいただいたコメントの全てを取り上げることはできかねますので、その点は予めご了承下さい。

会場参加は、大会参加費をお支払い頂いた方のみになりますので、会場参加される場合には、「参加証」が必要になります。シンポジウム会場には必ず稲盛記念会館1Fロビーで受付を済ませてからお越しください。「参加証」は受付の際にお渡しします。

シンポジウムは、以下のURLから視聴することができます。
https://youtu.be/aihY7oerlHw

2022年6月4日(土)13:20~16:00(大会1日目)
開催校:京都府立大学(京都府立京都学・歴彩館 大ホールより配信)
※シンポジウム終了後の総会及び佐藤賞授賞式につきましては、対面で開催致します。

シンポジウム  「観光政策と地方財政」

基調講演     西脇隆俊(京都府知事)

コーディネーター 後藤和子(摂南大学)
パネリスト    岡田知弘(京都橘大学)
         田中宏樹(同志社大学)
         西垣泰幸(龍谷大学)
         竹内寛文(文化庁参事官(文化観光担当)付文化観光支援調査官)

【趣旨】
 近年、観光は地方創生の重要なテーマとなり、様々な観光振興政策が行われています。しかし、例えば、多くの観光客が訪れている京都市であっても、財政再生団体に陥りかねないほどの危機的状況にあるとして、厳しい行財政改革を余儀なくされていることは周知のとおりです。また、観光客の増加が地域経済や地方財政にどのような影響を与えるのか、本学会においてもそれほど研究が行われてきたとはいえません。
 そこで、本シンポジウムでは、地域の観光政策や、文化観光推進法(2020年施行)に基づき文化と観光、経済の好循環をめざす文化庁の政策、宿泊税導入の背景と効果、観光が地域の生活や地域経済、地方財政にどのような影響を与えるのか等について議論します。
 本シンポジウムを通して、観光政策や観光とまちづくりの現状を知り、観光と地域経済、地方財政に関する研究課題を発見する端緒となれば幸いです。

・シンポジウム チラシ