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紀要の電子アーカイブ化

紀要『比較教育学研究』バックナンバーの電子アーカイブ化事業について

昨年、常任理事会の承認の下、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の実施するJournal@rchiveへ応募を行ったところ、『比較教育学研究』が掲載対象誌として選定されました。Journal@rchiveとは、学協会の発行する学術誌の論文等の全文を、過去の刊行分に遡って電子アーカイブ化し、オンラインで公開する事業です。これにより、本会紀要へ掲載された論文の内容がこれまで以上に広く普及し、紀要の学術的価値が高まることが期待されます。

事務局では理事会および東信堂と協議をしながら、アーカイブ化に向けた準備作業を進めてきましたが、この度、第一段階として、2010年8月6日付で、創刊号(1975年刊行)から第17号(1991年)までの紀要に掲載された論文、書評、大会報告等の全文が掲載されました。今後、2、3年を掛けて最新号までの全文が順次公開される予定です。JSTの掲載ページについてはこちらからみることができます。

Journal@rchive上で公開する論文等は、その著作権が本会に帰属していることが条件となるため、2010年3月から4月に掛けて、17号までの論文等の著者に対して著作権譲渡依頼文書を発送し、また学会ホームページに著作権譲渡依頼文書を掲載しました。会員の皆様のご協力のおかげで現在までのところ、すべての論文等の掲載が可能となっています。18号以降の論文等著者に対しても同様の依頼を順次行っていく予定です。

また、これから新しく発行される号についてもオンラインでの公開をスムーズに行うため、紀要刊行規定を改訂し、著作権に関する項目が新たに追加されました。41号より適用となっていますので、ご承知置き下さい。紀要に掲載された論文等の著作権は今後、本学会に帰属することとなります。ただし、著者ご自身が自己の著作物を利用する場合(論文を著書に収録する場合など)であっても、学会の許諾は必要ありません。なお、Journal@rchive上では第37号までの公開を予定しており、それ以降の号の公開方法については改めて検討致します。

公開された紀要の内容を会員各位のご研究に広く活用いただければ幸いです。今後とも本事業に対して会員各位のご協力をお願い致します。

「比較教育学研究」電子アーカイブ化に伴う著作権委譲に関するお願い (PDF)

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